Case Study
分散していたデータを一元化し、経営判断に活かせるデータ基盤を構築
サービス業様

背景・課題
①売上・顧客・業務に関するデータが複数のツールやファイルに分散しており、全体像を把握できない状態だった。 ②経営判断に必要なデータを出すのに都度手作業での集計が必要で、タイムリーな意思決定が困難だった。 ③データの管理方法が統一されておらず、部門や担当者ごとにバラバラな運用が常態化していた。
成果・効果
①分散していた各種データを統合するデータ基盤を新規構築し、情報の一元管理を実現した。 ②必要なデータをすぐに取り出せる環境が整い、経営判断のスピードが大幅に向上した。 ③データに基づいた意思決定の土台ができ、今後の事業拡大に向けた基盤が整った。
導入前に抱えていた課題
当社はサービス業としてお客様と向き合う現場を大切にしてきた会社です。
事業の成長とともに拠点や取り扱うサービスも増え、順調に規模を拡大してきました。
しかし、事業が大きくなるにつれて、社内のデータ管理が追いつかなくなっていました。
売上データはあるシステムに、顧客情報は別のツールに、日々の業務記録はExcelや個人のファイルに。それぞれの部門が自分たちのやりやすい方法でデータを管理していた結果、同じ「売上」の数字でも集計元によって微妙にズレが生じるような状況でした。
特に困っていたのが、経営判断に必要なデータをすぐに出せないことです。
「先月の実績はどうだったか」「どのサービスが伸びているのか」といった問いに答えるために、毎回複数のシステムからデータを引っ張り出し、Excelで突き合わせ、手作業で集計する。
この作業だけで数日かかることもあり、数字が出る頃にはすでにタイミングを逃しているということも少なくありませんでした。
データが分散している問題は以前から認識していましたが、どこから手を付ければいいのかわからず、日々の業務の忙しさもあって先送りにしてしまっていました。
ただ、事業をさらに成長させていくためには、感覚ではなくデータに基づいた判断ができる環境を整えることが不可欠だと感じ、本格的にデータ基盤の整備に取り組むことを決断しました。
依頼を決めた理由
データ基盤の構築にあたって、いくつかの会社に相談しました。
大手のBIツールの導入提案もありましたが、当社の現状に対して「まずこのツールを入れましょう」というアプローチには違和感がありました。
ツールを入れればデータが整うわけではなく、そもそも何のデータをどう整理して、何に使えるようにするのかという設計が先だと感じていたからです。
シェルシステムさんは、最初にじっくり話を聞いてくれました。
現在どんなデータがどこにあるのか、どんな場面でデータが必要になるのか、経営として何を見たいのか。ツールの話をする前に、当社の実態と目的を丁寧に理解しようとしてくれる姿勢に信頼を感じました。
また、データ基盤の設計だけでなく、実際の構築・実装まで一貫して対応できる体制も決め手になりました。設計と開発が別の会社になると、意図が伝わらずに手戻りが生じることがよくあります。企画から実装までワンストップで任せられる安心感は大きかったです。
取り組んでみての感想
まず驚いたのは、現状整理の徹底ぶりです。
社内にどんなデータがあり、どこに保存されていて、誰がどう使っているのかを丁寧に洗い出してくれました。自分たちでも把握しきれていなかったデータの全体像が見えたこと自体が、大きな収穫でした。
その上で、「このデータとこのデータをつなげれば、こういう分析ができるようになります」という提案をいただけたのがありがたかったです。こちらは「データを整理したい」という漠然とした要望しか持っていなかったのですが、具体的にどう活用できるかという絵を描いてくれたことで、ゴールが明確になりました。
構築のプロセスも段階的で無理がなく、一気に全部を作り替えるのではなく、優先度の高いところから着手して小さく動かしながら広げていくアプローチでした。現場の負担を抑えながら進めてくれたので、日常業務に支障が出ることもありませんでした。
技術的な話もわかりやすく説明してくれるので、ITに詳しくない経営層でも判断しやすかったです。「一緒にデータの使い方を考えてくれるパートナー」という印象です。
取り組みの結果
【定量的な成果】
- データ基盤の構築: 分散していた各種データを統合する基盤を新規構築
- 集計作業の効率化: 経営レポートの作成にかかる工数を大幅に削減
- データアクセスの迅速化: 必要なデータを即時に参照できる環境を整備
【定性的な変化】
最も大きかったのは、「データを見て判断する」という文化が社内に芽生え始めたことです。
これまでは経験や勘に頼りがちだった意思決定が、データという共通の根拠をもとに議論できるようになりました。
また、データの全体像が見えるようになったことで、これまで気づかなかった事業の傾向やボトルネックが浮かび上がり、新たな施策のヒントが得られるようになりました。
データ基盤は単なるインフラではなく、事業成長のための土台になったと感じています。
お客様の声
上記の取り組みに関して、担当者様から直接コメントもいただいております。
データを整理したいという漠然とした相談から始めたのですが、当社の業務や経営課題を丁寧に理解した上で、具体的な活用イメージまで描いてくれました。
今ではデータを見ながら議論するのが当たり前になり、意思決定のスピードが明らかに変わりました。技術的な話もわかりやすく、ITに詳しくない私たちでも安心して任せられるパートナーです。
同じような課題をお持ちではないですか?
「どこから手をつければいいかわからない」「まず現状を整理したい」という段階でも、お気軽にご相談ください。
