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岡山のシステム開発会社、どう選ぶ?AI活用時代の失敗しないパートナー選び

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岡山のシステム開発会社、どう選ぶ?AI活用時代の失敗しないパートナー選び

こんにちは!シェルシステムです。

岡山市周辺で事業を展開される企業の皆様、日々の業務の中で「もっと効率化できないか」「データを活かして経営判断の精度を上げたい」「AIを導入してみたいが、どこから始めればいいのか分からない」といったお悩みを抱えていらっしゃいませんか。

この記事では、岡山県でシステム開発を検討されている企業の担当者様に向けて、信頼できる開発会社の選び方から、よくある失敗パターン、具体的な費用相場、そして活用できる補助金制度まで、実践的な情報を分かりやすくお届けします。


第1章:あなたの会社も当てはまる?岡山県内企業が抱えるDXのリアルな課題

「DX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性は理解しているが、何から手をつければいいのか分からない」

「新しいシステムを導入したいが、使いこなせる人材がいない」

これは、多くの岡山県内企業が抱える共通の悩みです。実際、帝国データバンク岡山支店が2022年に行った調査によると、DXに「取り組んでいる」と回答した県内企業はわずか12.3%にとどまっています [1]。
さらに、2023年の岡山県商工会議所連合会の調査では、41.1%もの企業が「特に取り組んでいない」と回答しており、DXへの取り組みが思うように進んでいない実態が浮き彫りになりました [2]。

では、なぜ多くの企業がDXの第一歩を踏み出せずにいるのでしょうか。

同調査で明らかになった、DX推進における具体的な課題を見てみましょう。

課題

回答率(帝国データバンク調査 [1])

回答率(県商工会議所連合会調査 [2])

人材の不足

58.4%(対応できる人材がいない)

39.6%(DXに関わる人材が足りない)

スキル・ノウハウの不足

52.6%(必要なスキルやノウハウがない)

-

何から始めてよいかわからない

-

14.2%

予算の確保

-

19.1%

これらのデータから、「専門知識を持つ人材の不足」と「何から手をつけるべきか分からないという指針の欠如」が、多くの企業にとって大きな障壁となっていることが明確に見て取れます。
特に、石油や鉄鋼などの製造業が集積し、伝統的な地場産業が経済を支える岡山県において、ものづくり企業におけるデジタル人材不足は深刻な課題となっています [2]。

こうした状況は、裏を返せば「信頼できる相談相手さえいれば、DXは大きく前進する」可能性を秘めていると言えるでしょう。

第2章:こんな開発会社は危険?パートナー選びで避けたい「5つの危険信号」

信頼できるパートナーを見つけることは、プロジェクトの成否を分ける最も重要な要素です。

しかし、残念ながらすべての開発会社が信頼に足るわけではありません。ここでは、契約前に見極めたい「頼んではいけない開発会社」が発する5つの危険信号を解説します。

  1. 技術の話ばかりする こちらのビジネス課題や業務フローに興味を示さず、専門的な技術用語や最新のツール名ばかりを並べる会社は要注意です。目的は「ビジネス課題の解決」であり、技術の導入は手段にすぎません。
  2. 「できます」しか言わない どんな要望にも安請け合いする会社は、リスクを軽視している可能性があります。本当にプロフェッショナルな会社は、できないことやリスク、代替案を正直に伝えてくれます。
  3. 見積もりが「一式」で詳細がない 「システム開発一式」のような大雑把な見積もりは、後々の追加請求トラブルの原因になります。どのような作業にどれくらいの工数がかかるのか、詳細な内訳を提示しない会社は信頼できません。
  4. 実績を具体的に示せない 「実績多数」と謳っていても、具体的な事例や、そのプロジェクトでどのような課題をどう解決したのかを説明できない会社は、実力が伴っていない可能性があります。
  5. 契約を急がせる 「今だけこの価格です」「すぐに始めないと間に合いません」などと契約を急がせる会社は、顧客の成功よりも自社の売上を優先している兆候です。じっくりと検討する時間を与えてくれない会社とは、長期的な関係を築くのは難しいでしょう。

第3章:なぜDXは進まないのか?システム開発でよくある「3つの失敗パターン」

多大なコストと時間をかけてシステムを導入したにもかかわらず、「結局、誰も使わなくなってしまった」という経験は、残念ながら少なくありません。

なぜ、このような事態が起きてしまうのでしょうか。ここでは、前章で挙げたような危険な会社を選んでしまった場合に陥りがちな、3つの典型的な失敗パターンをご紹介します。

失敗パターン1:作っただけで使われない「幽霊システム」

最も多い失敗が、現場の業務実態と乖離したシステムを作ってしまうケースです。

IT部門や開発会社が現場の業務フローを十分に理解しないまま、「機能要件(何ができるか)」の充足のみを目標に開発を進めた結果、完成したシステムが「使いにくい」「かえって手間が増えた」と現場からそっぽを向かれてしまいます。

現場が「使えない」と判断するのは、機能が足りないからではなく、「遅い」「分かりにくい」「手順が増える」といった非機能要件の不満が原因であることが多いです。[3]

富士通の調査によれば、導入されたシステムの機能の約40%は実際には使われていないというデータもあり [4]、現場のニーズを的確に捉えることの難しさと重要性を示唆しています。

失敗パターン2:納品後に放置される「孤立システム」

「作って終わり」の開発会社に依頼してしまった場合、納品後のサポートが受けられず、システムが孤立してしまうことがあります。

トラブルが発生しても迅速に対応してもらえなかったり、小さな改修のたびに高額な追加費用を請求されたりするケースです。これでは、ビジネス環境の変化に合わせてシステムを改善していくことができず、せっかく導入したシステムがすぐに陳腐化し、「技術的負債」として将来の足かせになってしまいます。

失敗パターン3:既存システムと連携できない「断絶システム」

多くの企業では、すでに何らかの基幹システムや業務ツールが稼働しています。

新しいシステムを導入する際に、これらの既存システムとの連携を軽視すると、データの二重入力が発生したり、手作業でのデータ移行が必要になったりと、業務効率が著しく低下します。開発前の技術的な検証不足や、既存システムの仕様把握の甘さが原因で、導入直前になって「繋がらない」ことが発覚し、プロジェクトが炎上するケースも後を絶ちません。

第4章:信頼できるパートナーと出会うために。課題整理から始めるシステム開発

失敗パターンを避け、プロジェクトを成功に導くためには、どのようなパートナーを選び、どのように開発を進めればよいのでしょうか。

重要なのは、技術力以前に、お客様のビジネスを深く理解し、課題を「自分ごと」として捉え、共に解決しようと努力してくれるパートナーを見つけることです。

なぜ「課題整理」が不可欠なのか?

システム開発は、あくまでビジネス課題を解決するための「手段」です。

目的である「課題解決」が曖昧なままでは、どんなに優れたシステムを導入しても効果は限定的です。課題整理が不十分なまま開発を進めると、以下のような問題が発生します。

  • 目的の曖昧化: 「AIを導入すること」自体が目的となり、ビジネス上の成果に繋がらない。
  • 現場の抵抗: 現場の本当の課題とずれたシステムは、「使われないシステム」になる。
  • 手戻りの発生: 開発途中で「本当に解決したいのはこの課題ではなかった」と気づき、大幅な手戻りや予算超過を招く。

課題別の解決アプローチ

自社の状況は、以下のどのパターンに近いでしょうか。

課題の段階に応じた、最初の一歩を考えてみましょう。

課題の段階

典型的なお悩み

まず取り組むべきこと

1. 課題が漠然としている

「何から始めればいいか分からない」
「とにかく業務を効率化したい」

業務プロセスの可視化と課題の言語化

専門家と一緒に、日々の業務フローを洗い出し、どこにボトルネックや非効率が存在するのかを客観的に分析・整理します。

2. データはあるが未活用

「データは蓄積されているが、どう活かせばいいか分からない」

データの棚卸しと活用目的の明確化

どのようなデータが、どこに、どのような形式で存在するのかを整理し、「そのデータを使って何を達成したいのか」という目的を具体的に設定します。

3. 現場の協力が得られない

「新しいツールを導入しても、現場が使ってくれない」

現場の巻き込みと成功体験の共有

現場の担当者を巻き込み、まずは一部の業務からスモールスタートで成功体験を作ることが重要です。現場の意見を反映しながら改善を繰り返すプロセスが、当事者意識を育みます。

4. 既存システムへの不満

「今のシステムは使いにくいが、何が問題なのかハッキリしない」

根本原因の分析と本質的な課題の再定義

表面的な「使いにくい」という現象の裏にある、本質的な課題(例:業務フローとの不一致、データ入力の煩雑さ)を深掘りし、本当に必要な機能や仕様を再定義します。

私たちシェルシステムは、いきなりシステム開発の提案はいたしません。お客様との対話を通じて、まずは上記のような課題整理のプロセスを共に進めることを最も大切にしています。「何をどうすればいいか分からない」という状態から、お客様のビジネスに本当に貢献できるシステム開発の道筋を、一緒に見つけ出すのが私たちの役割です。

課題整理やパートナー選びでお悩みでしたら、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

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第5章:システム開発の費用相場と、賢く活用したい補助金制度

システム開発を検討する上で、費用は最も気になる要素の一つです。

開発費用は、プロジェクトの規模や複雑さ、開発手法によって大きく変動しますが、ここでは一般的な目安をご紹介します。

開発の種類別の費用相場

開発の種類

費用相場

概要

業務効率化システム

50万円~500万円

勤怠管理、顧客管理(CRM)、営業支援(SFA)など、特定の業務を効率化する比較的小規模なシステム。

Webシステム開発

200万円~1,000万円以上

ECサイト、マッチングプラットフォーム、予約システムなど、Web上で動作するアプリケーション。機能の複雑さによって費用が大きく変動します。

データ基盤構築

300万円~2,000万円以上

社内に散在するデータを収集・統合・分析するための基盤。DWH(データウェアハウス)の構築やBIツールの導入などが含まれます。

AI導入・活用

500万円~数千万円以上

AIモデルの選定・開発から、既存業務への組み込みまで。PoC(概念実証)から始める場合でも、相応の投資が必要となります。

費用を左右する主な要因

  • 機能の数と複雑さ:機能が多ければ多いほど、開発工数が増加します。
  • 連携する外部システム:既存システムや外部サービスとの連携は、追加の設計・開発コストがかかります。
  • 開発体制:開発に参加するエンジニアやPMの人数・スキルレベルによって人月単価が変動します。
  • カスタマイズの範囲:パッケージ製品をベースにするか、フルスクラッチで開発するかで大きく異なります。

賢く活用したい!岡山市・岡山県の補助金制度

岡山県や岡山市では、中小企業のDX推進を支援するための補助金制度が用意されています。

これらを活用することで、初期投資の負担を大幅に軽減できる可能性があります。

  • 岡山市中小企業デジタル化推進事業補助金:岡山市内の中小企業が、ITツールやデジタル技術を導入する際の経費の一部を補助します。[5]
  • 岡山県DX推進支援事業:岡山県が、県内企業のDXに関する相談対応や専門家派遣、セミナー開催などを通じて支援を行っています。

補助金の申請には専門的な知識が必要な場合も多いため、申請サポートの実績がある開発会社に相談するのも一つの手です。

第6章:「作って終わり」にしない。シェルシステムの伴走型支援プロセス

私たちシェルシステムは、単にシステムを開発して納品するだけのベンダーではありません。

お客様のビジネスに深く寄り添い、課題の発見から解決、そしてその後の成果創出まで、一貫してサポートする「伴走型パートナー」です。

シェルシステムの伴走型支援 4つのステップ

  1. Step 1: 課題の発見と可視化(現状分析)

    まず、お客様のビジネスを深く理解することから始めます。経営層へのヒアリングはもちろん、実際に業務を行っている現場の担当者様にもお話を伺い、業務フローや課題を徹底的に可視化します。「何が問題なのか分からない」という段階でも、私たちが専門家の視点から課題の発見をお手伝いします。

  2. Step 2: 解決策のプランニング(企画・要件定義)

    可視化された課題に基づき、最適な解決策をプランニングします。ここでは、いきなり大規模なシステム開発ありきで考えるのではなく、業務プロセスの見直しや、既存ツールの活用、段階的なシステム導入など、お客様の状況に合わせた最も現実的で効果的なロードマップを共に描きます。

  3. Step 3: アジャイルな開発と導入(設計・開発・テスト)

    計画が固まったら、開発に着手します。私たちは、開発途中の仕様変更や要件の追加にも柔軟に対応できる「アジャイル開発」の手法を基本としています。実際に動くシステムを早い段階でご確認いただき、フィードバックを反映しながら開発を進めることで、「こんなはずじゃなかった」という失敗を防ぎます。

  4. Step 4: 成果の定着と継続的改善(運用・保守・改善)

    システムは導入してからが本当のスタートです。現場の担当者がスムーズにシステムを使いこなせるよう、導入後のトレーニングやサポートを手厚く行います。また、システムの利用状況やビジネスの変化に合わせて、継続的な改善提案を行い、投資対効果の最大化を追求します。

まとめ:岡山のビジネスを加速させるシステム開発パートナーを見つけよう

本記事では、岡山県内企業が直面するDXの課題から、システム開発における失敗パターン、そして課題解決に向けたアプローチについて解説してきました。

多くの企業が「人材不足」や「何から始めるべきか分からない」という壁に直面している今、本当に必要なのは、単なる「開発会社」ではなく、ビジネスの課題を根本から理解し、解決の道筋を共に照らしてくれる「パートナー」です。

私たちシェルシステムは、まさにその「パートナー」でありたいと考えています。

  • 「何から始めればいいか分からない」という段階から、喜んでご相談に乗ります。
  • お客様の業務を深く理解し、「本当に使われるシステム」を設計します。
  • 「作って終わり」ではなく、成果が出るまで責任を持って伴走します。

岡山の地でビジネスを加速させたい、本気でDXに取り組みたいとお考えの経営者様、ご担当者様。

まずは、あなたの会社が抱える漠然としたお悩みや課題を、私たちに聞かせていただけませんか?

初回のご相談は無料です。お問い合わせを心よりお待ちしております。

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参考文献

[1] 帝国データバンク岡山支店. (2022). 岡山県 DX推進に関する企業の意識調査. https://www.tdb.co.jp/report/economic/gklyi27id0/

[2] 朝日新聞. (2023). 県内企業のDX化、4割が「取り組まず」 県商議所連が調査、支援へ. https://www.asahi.com/articles/ASR8L7HWZR70PPZB005.html

[3] XIMIX. (2025). 「使われないシステム」はなぜ生まれる?要件定義の失敗と成功へのアプローチ. https://ximix.niandc.co.jp/column/approaches-to-requirements-definition-failure-and-success

[4] IT整備士協会. (n.d.). なぜあの会社のIT導入は失敗したのか:リアル事例から学ぶ教訓. https://www.it-seibishi.or.jp/4647/

[5] 岡山市. (n.d.). 岡山市中小企業デジタル化推進事業について. https://www.city.okayama.jp/jigyosha/0000052948.html

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